歩き方について模索・試行錯誤しながらようやく安定した歩き方にたどりついたが、それを伝授できるかというとなかなかできない。
歩く姿勢は形ですから真似ることは簡単にできる。
足裏、骨盤、股関節、背骨(腰椎、胸椎、頚椎)、百会を正中線をたもちながら歩くのだが、一つひとつの部位についてどのようかとなると、言葉で言い表せるところとそうでないことがあります。
私が会得したウォーキングのやり方だが、誰でも直ぐにできるというわけにはいかない。
このやり方がマニュアル化されたとしても、「定石覚えて碁が三目弱くなる」の喩えのように、からだがゆるんでいることが大前提(歩きながらポイントの骨格が揺らぐことをわかる・気づく)となり、その上で常に創意工夫を積み重ねていくことがスタートになります。