歩きの原点

  • 歩くことが大好きで、淀川河川敷を枚方から大阪市内や京都嵐山までよく歩いていました。
  • 歩くようになったきっかけは、東京の「歩け歩け協会」に参加し、大晦日の午前零時から渋谷駅から山手線を一周するイベントに家族で参加したことからです。幼稚園児の息子が泣きながらゴールした虐待まがいのウォーキングでした。
  • 飲まず食わず新宿〜青梅間や琵琶湖一周、大阪湾一周などマニアックなウォーキングをつづけましたが、今は楽しいウォーク(歩苦会・木城歩苦会)になりました。

ウォーキング革命

  • 歩くとは、50キロ以上の長距離を歩ける能力だと考えていた。そのためにはどのように歩いたら長距離をなんなく歩けるかをつねに考えてきた。
  • ウォーキングの教科書は見つからず、エクササイズウォーキング、競歩、デューク更家のモデル・ウォーキングなどを噛りながら実践を積み重ねてきたが、どのような歩き方が正しいのかわからなかった。
  • たまたま山本昌の本(継続する心)を読んだとき、そこで小山裕史の「初動負荷理論」を知り、「小山裕史のウォーキング革命」を読んだ。
  • 平成27年まで西野流呼吸法を15年稽古しており、華輪の振り方を工夫し、グラデーションに振れるようになり、ウォーキングに応用していたが、それでもなかなかこれだと確信を得ることができなかった。
  • 小山裕史さんの本は最初は何が書いてあるかさっぱりわからなかったが、何回か読むうちに薄紙が剥がれるように心に響き沁みるまでになった。
  • 40年以上ウォーキングをしていたが、歩くことが脚を動作することだけでなく、頭脳、神経までトータルに影響しあうということが認識できなかった。
  • ウォーキング革命は、歩くことの定義を科学的に設定し、足の構造、足関節、脚、股関節、骨盤、背骨、頚椎、頭脳が有機的に連動していることを解説しており、ようやく実践したことと符号し、この理論が信頼できると確信した。
  • いつものウォーキングコースを歩いてみると、歩いているという感覚がなく、肩甲骨を動けば、身体はひとりでに円やかに進むという快感を味わった。
  • ようやく40年をかけて探し求めた歩きの本質にたどり着いた。

ウォーキング考

 歩き方について模索・試行錯誤しながらようやく安定した歩き方にたどりついたが、それを伝授できるかというとなかなかできない。

 

 

 歩く姿勢は形ですから真似ることは簡単にできる。

 足裏、骨盤、股関節、背骨(腰椎、胸椎、頚椎)、百会を正中線をたもちながら歩くのだが、一つひとつの部位についてどのようかとなると、言葉で言い表せるところとそうでないことがあります。

 

  • 足裏は踵骨で着地し、小指と薬指の間に重心を下ろし、親指は流れに任せる。
  • 股関節は大骨子の外側を垂直に下ろし、両足は平行に歩く。
  • 骨盤は立てて、股関節がスムーズに動くようにゆるめる。
  • 背骨は股関節、骨盤の動きに合わせて、滑らかにゆらぎながら正中線を保つ。
  • 頚椎は頭部の重さを感じないように支える。

 

 私が会得したウォーキングのやり方だが、誰でも直ぐにできるというわけにはいかない。

 このやり方がマニュアル化されたとしても、「定石覚えて碁が三目弱くなる」の喩えのように、からだがゆるんでいることが大前提(歩きながらポイントの骨格が揺らぐことをわかる・気づく)となり、その上で常に創意工夫を積み重ねていくことがスタートになります。