師走祭り見聞記2


 比木神社から《のぼりまし》へ出立し、金ヶ浜で「袋神さま」のみそぎを行い、御児で神人共食の「おもてなし」をうけ、伊佐賀神社で神門神社と比木神社との親子の対面が行われました。

 現在は比木神社から伊佐賀神社までマイクロバスでの行程のため半日ですが、往時の9泊10日の祭りのときは美々津、塩見、坪谷、羽坂と4泊をかけているのです。

 師走祭りの特色として、民族的特色の祭りと百済王族伝説の祭りといわれていますが、比木神社の人々が、歩いてこの祭りを継続したエネルギーがどこから湧きでてきたのか追体験して感じることは、遠いところの比木のかみさんが「袋神さま」としてわざわざ来てもらい、師走に災いを取り除き(ノミ、皮膚病など紙に包み神官に渡したことなど)、福をつれて来るという信仰(金ヶ浜でのこよりの輪が安産のお守り)のもとに、地区の人々の最大のもてなし(巡行路に差し出されるお供物など)に感謝と敬意をあらわし、神事と神楽を奉納し、神と人びとが一緒に饗宴をすることかなと思っても、そうか?と答えはでません。