釜炒り茶

 前日摘んだ茶の葉を朝から釜炒りする。

 最初が肝心。杉の枯葉をパッと燃やし、茶の葉っぱがパチパチパチと音を立てて弾けるようになると葉っぱが化学変化を起こす。

 えいっと燃やしすぎると、焦げてしまい後の祭り。


 午前中に3回荒揉みを繰り返し、1回より2回と火は徐々に弱めていき、午後も3回釜で揉みながら乾燥させ炒り上げていき、6.2キロあった茶の葉が10分の1の600グラム程度まで炒り上げていく。

 美味しいお茶に仕上げるまでにはまだまだ日数がかかるが、これが田村家伝来のお茶の製法です。