毎朝の田んぼの見まわりは、全体を見ながら、できるだけ畦を回り、問題がないかチェックしています。
その実体は、サラリーマン時代の時のように管理しているようですが、田んぼに診られているのです。
長男、双子兄弟の育ちを見ることは教えれれることばかりです。どんなことでも一生懸命にやっているときは周りが見えてないことが多々あります。
畦回りに時間がかかるので手を抜いていると、雑草が蔓延ってイネと雑草が区別がつかないところまでいっています。
今日も恥ずかしい経験をしました。水口からいつも長男を見ていますが、水尻のイネたちは初穂がでていたのです。
あらびき天日塩を田んぼに散布
長雨が続きなかなか「あらびき天日塩」を長男に食べさせる機会がなかったが、雨間がのぞいたので、動力噴霧器で1反あたり25キロ(33キロ)を散布しました。
えぇ〜、馬鹿な!!そんな枯れまっせ!!田んぼに塩をまくなんて前代未聞、この男はどこまでへそ曲がりなんやぁ!?と呆れておられると思います。
サラリーマン時代はこの発想がなかなか受け入れてもらえず、いつも冷や飯を食べ続けてきました。しかし上司の判断は正しかったと想う。
「蔵人たむら農苑」の代表者になってはじめてこれをやる!?と決めたことができる幸せを存分に味わっているのですが、《馬鹿に塩》は度肝を村人にも与えたでしょう。
メキシコ産のあらびき天日塩を木城町下鶴の田んぼに散布する確率は天文学的確率ですが、
これがどこのイネより食味を増すのですから不思議です。
イカサマかどうかぜひこの夏に食べてください。
目はいい加減なものだとはわかっていますが、イネたちの変化を一瞬でもキャッチしようという意識がなければ、初穂がでていても見えないのですね。
ありがたいことで、一歩一歩失敗しながら教えてもらうのですね。
双子の兄妹も田んぼの広さの違いだけでなく、どこかが違ってみえます。それが何なのかは今は当て推量でしか言えません。じっくり教えてもらいますが、畦の草が伸び放題になっているのが気になります。すみません。