西野流覚書

ゆるむとは

 ゆるむと、どういう感覚なのか翻訳することががむずかしい。

 

 あるとき華輪を振っていると、自然に水平の8の字(輪切り、以下∞と示す)に振れるようになり、切れ目なく振れるようになったのです。

 

 ゆるむとは、丹田を∞に動かし、からだがゆらぐことからうまれます。

 

 言葉に表すとこのようになりますが、ゆるんでいくとからだでわかるようになっていきます。

 

 呼吸法で

  1. 首を∞にまわす(指導では横八の字にまわす)が、外回りと内回りの∞があることはわかりますね。
  2. 華輪を振りますが、外回りと内回りに振れますよね!?。
  3. 腰を左右に振りますが、腰も外回りと内回りに振れますよね。
  4. 足芯呼吸も外回りと内回りに動きますか??!!
  5. 丹田を外回りに振ると、気は背中から前面に通り抜けていきます。イメージは肝心要のときのようです。
  6. 丹田を内回りに振ると、気は前面から背骨に通り抜けていきます。イメージは応饗のときのようです。
  7. 丹田で∞が意識できるようになると、百会、頸の付け根、胸、みぞおち、へそ、ひざ、足芯も同時に意識できるようになります。
  8. 全身で∞が振れるようになると、∞のグラデーションが意識できるようになります。
  9. 外回りと内回りの∞が同時に振れるようになると、複雑系のグラデーションになり、それは映像の一コマに、∞が重ねられたものです。
  10. ∞は、最初は大きく黒くみえますが、熟達してくると小さく白くみえるようになります。
  11. 気の動きは整然として規則的なものではなく、アトランダムに動いています。
  12. 以上の説明からもわかるように、∞にゆらぐことがゆるむことですが、立っても、座っても、寝ていても、歩いていても、いかなるときでもゆらぐことができます。
  13. 身体を小宇宙とみれば、対気は宇宙を遊泳することであり、山川草木と対気してもカオスになれます。