木曜日は稽古日ですが夏休みとなります。
ダイズ日記を読んでもらえると、極暑のなかダイズの移植作業をしましたが、これはダイズとの絆であると同時に西野流の稽古場でもあったのです。
深山幽谷で修行をしたこともないし、そのような修行をしようと想ったこともないが、くしくもダイズの移植作業がそのような修業の場になろうとは考えてもいませんでした。
華輪と天遊をして道場に出ますが、想像を絶する熱さの中で一人で黙々と作業をしたが、常に丹田から足芯に吐きおろしながら作業を続けました。
這いつくばっての動作(一方を大地に着け、片方を立て膝の格好)ですが、からだと大地が一体となるしか救いがないのです。それでも修行の未熟さで腰に激痛が走るが、そのときは正座をして気を百会から足芯におろしていくと、あっという間に痛みがとれるのです。
今ブログを書いていますが、畑の道場と同じことをしています。つねに呼吸をしながら足芯におろしているのです。
23日から今日まで移植作業をしてきましたが、最初は地に這いつくばる姿勢はとれませんでしたが、しだいにそのような姿勢に収斂してきたが、過酷な環境でもエネルギーあふれるからだをたもつにはそのような姿勢をとるしななかったのです。
まさにいかなる姿勢でも西野流はできるのです。