千度参り

 比木神社のある比木地区は千度参りを行っています。古い木札に安政2年のものがあるので160年前から行なわれていました。


 時期は、二百十日、二百二十日の二回行っていますが、宮崎地方はその時期に台風が襲来することが多かったので、無事平穏を祈願して行なわれたといわれています。


 時間になると三々五々地区の人びとが集まり、太鼓の音とともに千度参りが始まります。

 木札を一握りもって拝殿から二の鳥居までいき、鳥居に木札を打ち付けて願をかけるのです。

 何往復してもいいのですが、小学生は7往復しましたが大人は3往復します。

 最後は子どもが全ての札が入った箱をもって参ります。


 この木札は氏子札の役割をし、この地区で子どもが誕生するとこの札を奉納して毎年千度参りのときの札として使用されます。

 境内の桜が二輪ほど祝いでいました。

 

 千度参りがすむと、拝殿に上がり、お神酒をいただき、当番の人がおにぎりをごちそうしてくれます。

 以前は各戸が米一合を持ってきて、炊いておにぎりにしてみんなに分けていたそうですが、子どもたちがすくなったので、戸番がおにぎりを作ってきてふるまうようになったそうです。


 参加して古い記憶が蘇り懐かしさを感じました。