大釜で大豆を煮る
へそ曲がりダイスを使い蔵人味噌作りです。
水に浸した大豆を大釜でコトコト煮ていきます。
へそ曲がりダイスは私の仕事ですが、味噌作りは連れの十八番です。
今朝も4時から仕事が始まり、6時間ぐらい煮るとちょうどいい具合に仕上がります。その間竈の側にいて火加減をこまめに見ながら煮え具合をみます。
釜炒り茶の時より手間がかからないから楽だといいますが味噌作りも手間がかかる仕事です。
粗熱を冷ます
熱い大豆をもろぶたに並べ粗熱を冷まし、1時間ぐらいで冷えてきます。
麹を混ぜます
大豆が冷えたら、塩と米麹を混ぜ、大豆の煮汁を入れます。
大豆と麹のコラボ
ミキサーに味噌の元を入れミンチ状にします。
この段階でようやく先が見えてきます。
仕込みの準備
味噌の元を投げ込みやすい弾丸に丸めて、大豆と麹が馴染むように一晩おきます。
仕込み
これからが力仕事です。弾丸を思いっきり味噌樽目がけて投げ入れます。
ピッシャッと気持ちのいい音がでるように投げ入れるのです。
味噌の空気を抜くためです。
その投げ入れた味噌を丁寧に樽に詰めていきます。
味噌樽が完成に近づいていきます。
白い味噌からだんだん茶色っぽい色に変わっていくのですが、今年も味噌は特段色白の美女に仕上がりました。
仕込み完了
昨年収穫したへそ曲がりダイスを今年使い蔵人味噌作りをします。
昨年の収穫は散々でしたがどうにかこうにか味噌の仕込みができました。
来年の6月ぐらいまでゆっくりねせます。
蔵人味噌作りも気の長い仕事です。