11月14日は比木神社の裸祭りです。
若御子神社の神事がおわると裸祭りの始まりです。
三々五々裸祭りに参加する人たちが集まり、ふんどし姿で神殿の前に集まります。
今年は参加者が少なく17名だったが、そのうち園児二人、小学生3人が参加し賑やかでした。
雨がだんだん激しくなり、神殿の前から「ほ〜い ほ〜い」と大声で掛け声を上げながら、鳥居から比木橋の下の「蛇が渕」まで小走りに走っていきます。
真っ暗なか消防団や総代の人たちが車のライトを照らして、堤防からの曲がりくねった道を照らしてもらうので河原までたどり着きます。
神田神職がお清めの塩をまき、全員で二礼二拍手一礼をしてゆっくり川に入っていきます。
雨が降っていてもそう寒くはなかったと思ったが、肩口まで浸かると寒さが全身に伝わってきます。
横を見ると園児がお父さんの胸につかまり何食わぬ顔で楽しんでいます。
私は寒さに脚が震えながら「南無阿弥陀仏」を念じやっと耐えていました。
3分の「みそぎ」が長〜いなが〜い時間に感じられました。
みそぎがすむと、河原では焚き火が轟々とたかれ、冷え切った体を温め、
ふんどし上からしめ縄をまきます。
また「ほ〜い ほ〜い」と大声をかけながら神社まで小走りにかえり、神社を右回りに3回まわると祭りはおわりです。ただ焚き火の熾火を「火むた」という場所にお祭りする行事があります。
今回で3回目ですが、70歳までは続けたいと念じています。