告別式もいろいろな形式のものに参加した。
今日は神道の告別式であったが、趣深いものであった。
故人が神楽の名人・伝承者ということもあり、玉串料奉納のまえに比木神楽が奉納された。
斎主から告別式に神楽を舞うことの説明があり、
その昔は棺の上に剣を置いて邪を払ったように、
神楽によって邪気をはらい、故人を笑顔で送る神楽であると。
故人の薫陶を受けた若者が、宮神楽、鬼神舞、舞揚舞を舞ったが、
故人がニッコリ笑っていたように想えるほど、
厳粛な中にも華やかな神楽であった。