明日から御神幸祭

 明日から24日まで御神幸祭(師走祭り)です。

 比木神社に祀られている福智王が90キロ離れた神門神社の父君禎嘉王を訪れる祭りです。

 

 比木神社の人びと17名が遠く離れた神門神社まで2泊3日(往時は9泊10日)もかけるエネルギーは何かと考えながら参加します。

 

 御神幸祭は百済王伝説に基づく祭りですが、神門神社まで道中で村々を回りながら旧暦師走におこなわれた祭りであるので、くる年の五穀豊穣や家内安寧を祈ることで大神と民衆が一体となる祭りであり、神門神社への帰還もその流れの終着点ではないだろうか。

 つまり比木神社大神と地域住民との信頼、絆で結ばれており、祭りを共有する意識がこれだけのエネルギーを出させるものではないでしょうか。

 

 このことは比木神楽の韓国公演に参加しておぼろげながら感じたことであるが、百済王と比木神楽は一見関係はないように見えるが、比木、神門、扶餘、交州、ソウルという線を結ぶと、そこには同じように信頼、絆、祭りを共有する意識が脈々とながれているのではないかと考えたのです。

 

 御神幸祭、師走祭りは1300年の伝統があるが、その伝統を引き継ぐ走者だけでなく、あらたな信頼、絆、祭りを共有する意識を育てることも必要です。