神門御神幸祭3

くだりまし

 お別れ式・へグロ塗り

 別れの朝がきた。

 神楽殿に神門神社、比木神社が整列し、別れの盃、鯛をいただいく。

 

 賄い人が、双方が別れの涙を見せないように、顔にへグロを塗り始める。

 神官、総代、お供人なすがママに塗ってもらていたが、墨が配られると互いに塗り合いが始まる。

 

 見物人、カメラマンも誰でも無礼講で塗り始めると、笑い声が沸き起こり、塗り合いが一段とひろがってゆく。

 若い女性は逃げるが容赦しない。

 ここではセクハラもパワハラもない。

 

 人相が変わり髪の毛がふさふさ生えた人、悪代官から善人に変身した人、土人になった人、可笑しくて可笑しくて腹が痛い。

 

おさらば〜

 くだりましの神事が終わると、比木神社、神門神社の順になり、

 一の鳥居で「おさらば〜」となる。

 

 対面して、おさらば〜と手に持っているものを振り上げて、別れを惜しむ。

 おさらば〜とコダマが響く。

 おさらば〜、オサラバー、おさらば〜、エンドレスのオサラバー

 

 見えなくなっても、おさらば〜の声だけが響く

 オサラバー、おさらば〜

 

 笠つけ、両社お別れ

 笠つけ塚で笠をつけ、両社の別れのおさらば〜となります。

 

 神門神社は振り向き振り向き、オサラバー、おさらば〜

 比木神社も振り向き振り向き、おさらば〜、オサラバー

 

米上へ

 両社の別れのあともオサラバー、おさらば〜と別れはつきない。

 

 米上につき、先ず祭典をし、湯でへグロを落とします。

 おいしい昼食をせったいしてもらい、ありがたいことです。

 

 へグロの美男美女

 へグロを落として凡人顔

 へグロを落として一路比木神社に帰りますが、そのままの方がいいひとが多いのも事実です。