おぼろウォーク

 ウォーキングをすることは、健康維持が目的だが、毎日サンディーに、歩いているのでいろいろなことを想いつく。

 

 視力が相当悪いのでメガネをかけているが、最近メガネをかけずに歩こうとヒラメキ、歩くことにした。

 遠くの山や周りの風景が見えないわけではなく、不思議だが、より見えるようになった気がする。

 

 ものを見るということはどういうことだろう。

 焦点のあったメガネをかけて見えるものが正しく見え、裸眼では見えないと思われがちだが、果たしてそうであろうか。

 望遠鏡で見る夜空の風景、顕微鏡で見る被写体のことを思い浮かべると、写しだされた像は間違いではないが、日常生活では役に立たない。

 裸眼で見る(見る必要のないものは見えない)風景は、些細ではないが全体像としてはよくまとまって見える。

 

 前からくる人も遠くのときはまったく見えず、いい距離になったらおぼろに現れ、誰だろうと考えながらみるとようやくわかる程度である。初めての人は印象がとれないが、それはそれで支障がない。

 

 コマわかりが足りないが、ウォーキングであればそれぐらいが一番いいのかもしれない。景色を見るのも些細に見える必要はなく、おぼろながら輪郭が分かる程度いいのだ。

 

 そんなことを楽しみながらウォークしている。