農作業のアルゴリズムとは!?
農業機械にもコンピューターは導入されているが、農作業にアルゴリズムを導入しているのはハウス園芸だけで、大規模のハウス作業の効率化を図っています。
蔵人たむら農苑では、作業機械はコンピュータが使用されているが、農苑の農作業には導入の予定はない。
イネつくりやダイズ、オリーブ栽培にアルゴリズムを導入する前提として、月の運行と天候、気温の関係がデーターとして入力する必要があり、天気予報以上に複雑で定型化がむずかしい。
百歩譲って農作業のマニュアル化は、早期水稲栽培では確立されている(初年度はマニュアルに従って実施)が、トライしている不耕起栽培のイネつくりでは、寒冷地での実績データはあるが、温暖地で実施されてこなかったので直ぐに確立することは難しい。
ましてオリーブ栽培は、誰も経験したこともなく、九州オリーブ普及協会の技術指導員でも南九州でのオリーブ栽培方法(品種の選択を含む)は暗中模索の状態であり、手探り状態である。
そのなかで倉庫で発芽機の準備を行い、播種作業の流れが昨年よりもスムーズに行えるように段取りした。
まだまだ幼稚な段階であり、マニュアル化、アルゴリズム化に遠く及ばないが、悲観することはないと想っている。
てげぇてげぇ農業者は失敗をしたことをそれほど悲観しない。
ひむかの太陽があまりに溫暖で、のんびりしている環境に暮らしているからです。