田植えの話では、税田師匠と私の話しが中心だが、黒子がいるのです。
言わずとしれた「連れ」です。
田植えが始まってから、1時間後に育苗箱の清掃に現れ、124枚をあれよあれよと簡単に清掃したのです。
言葉では簡単というが、こびり付いたゴミを水路で清掃することは腰が痛くなる作業で、一言も愚痴を言わないで3時までやり通したのです。
私は子取りとして育苗箱係をしていたので仕事をしていたようだが、育苗箱の清掃は誰も気づかない仕事です。
田植えが終わり、本当に終わったといえるのは、後片付け、育苗箱の清掃が終わったあとです。