今朝8時から駄祈念が厳かに懇ろに行なわれました。
駄祈念(だぎねん)とは、どういうことかサッパリわからないと思う。
水神さんに、稲作の豊作を懇ろに重ねてお祈りをする祭りです。
「駄」は懇ろという意味、「祈念」もお祈りをするという意味で、それだけ水の神様に頭を土に着けてお祈りするのです。
宮崎では早期水稲をするようになって、9月の駄祈念の祭りのときは、
すでに稲刈りが終わっているので、なんのコチャということになります。
わたしは普通水稲(10月稲刈り)をつくっているので、駄祈念のときちょうど八十八夜の台風が襲来する時期であり、水神さんにお祈りをして被害のないことをお願いするのです。
台風16号が九州に接近しているときであり、この祭りの意味が身にしみて分かり、お祈りに力が入ります。