味噌つくり

 最高の天気、由美子は雨女だが、田村家の伝統行事をするときはいつも晴れわたり、先祖さんのご加護をうけているなぁと感じる。

 

 歩くまえに味噌部屋をのぞくと、大釜に大豆がグツグツと煮え、これから長時間の当番がはじまる。

 

 早昼をすませ、昼釜から大豆を取り出し、冷まして麹と混ぜ大豆の煮汁をかけ、ようやくこどりの出番になる。

 

 業務用ミキサーで大豆と麹を練り合わせ、味噌だねをつくり、明日早朝まで寝かせておく。

 

 単純な作業のようであるが、ノウハウは気づかないところにあり、

 今年は大豆をゆっくり煮込んでみたが、硬さに若干不満が残り、来年の宿題となったようだ。