気が縦横無尽に巡るようになり指先が敏感になってきた。
西野流を始めて16年になるが、老齢化は同じように進んでいった。
身体知の働きで、指先でページがめくれようになるのではないかと淡い期待をしてきたが、その兆しは一向なかった。
ところが意識で時を捉えるようになり、
気をどこでも巡らせるようになりだし、
劇的な変化が現れてきた。
新聞の頁が指先に吸い付くようになり、
なにもしないのにパラパラとめくれるようなった。
西野流の稽古が楽しくて愉しくてたまらなってから、
もともと呑める体質だったが、
輪をかけて呑めるようになり、
焼酎、ウイスキーはすべて氣で呑んでいます。