夜半からの雨でひと休み、
あれだけ大好きなウォーキングができずガックリするはずなのに、
雨になるとほっとするからおもしろい。
機械をいじることが多く、ねじ回しを使うことも多くなり、
ときどきどっちだったか迷うことはあるが、
なぜ右に回すと締まり、左はゆるむのか不思議に想っていた。
インターネットで調べてみると、
右利きの人が多いので右回りの方が力が入りやすいからとあったが、
ガックリした。
台風の渦巻き、風呂の栓を抜いたとき、渦潮、陸上競技、馬場、地球の公転、自転など宇宙法則を直感して必然的に決まったのではないかと漠然と想っていた。
調べていたら「右ねじの法則」というおもしろものを見つけた。
電流と磁場の関係を説明するのに、ねじを例示にやさしく説明している。
ねじを右に回すと進む(締まる)ように、電流が真っ直ぐ進むときは磁場は右回りになり、磁場が真っ直ぐ進むときは電流は右回りになるという法則なのだ。
なにか卵が先か鶏が先かの論争のようだが、
電流と磁場の関係は、最初から直進と右回りになっていたわけで、それを天才的な人(アルキメデス説あり)がネジ釘に応用したのでないかと想った。
小人閑居して不善をなすほどでないが、楽しいひとときであった。