雲とカモ

 真っ青の空に一つ雲が泳いでいる。

 今までだったら画竜点睛をかくと雲を睨みつけただろうが、

 ようこそ!

 嬉しくなりゆっくりと観察をした。

 

 南から北へ形を変えながらゆっくり移動していくが、地上では北から南に風が吹いているのです。

 

 心を見透かしたように悠然と変転するさまをみていると、生きているような錯覚を覚える。

 

 ガァガーとうるさい鳴き声に川を見ると、今年も鴨が飛んできていました。

 

 あれほど暑かった夏から秋を通り越して初冬になったのかなぁとカモたちを眺めました。

 

 雲の行方のように季節は変わり、心も移ろっていくようです。