失敗の許される社会

 栗原泉・類のエッセイを読んでハッとした。

 この親子は発達障害者の親子で、カミングアウトしたことで話題となった。

 

 わたしは農業を起業して失敗の連続で、農業は失敗しても作物がリカバリーしてくれるので本人はのほほんとしてやっておられると勘違いしています。

 

 栗原泉さんはシングルマザーで息子の類が障害(後で検査してわかった)をもっていることがわかっており、日本社会は子供に優しく、寛容な社会でないので、ニューヨークで子育てをしたのです。

 

 ニューヨークの公立小学校は学校選択制であり、富裕層の多い地区でリベラルで成績も上位の小学校に決めたが、アートや音楽教育にも熱心で、これなら多様な価値観を育めると思ったそうだ。

 

 黒柳徹子さんが入った小学校は、トットちゃんの個性を認めてくれたが、日本は画一主義、マニュアル社会になっています。

 

 多様性を許す社会とは、失敗を認める社会であり、その社会は発達障害の人だけでなく、みんなが生きやすい社会です。

 

 宮崎に帰ってきて故郷は生活しやすいところだと感じているが、なぜなのか理由がイマイチはっきりしなかったが、宮崎は「てげぇてげぇ」が持ち味であり、ニューヨクと同じで、まさに失敗に寛容な社会なのです。

 

 広島県出身のエリート県知事河野さんは、「てげぇてげぇ」追放を声高らかに叫んでいるが、失敗の経験のない人は人の痛みはわからないのでしょう。