準備👌
午前7時から炒り始めます。
窯の温度を図り、もろぶたに茶葉6杯用意🆗
スタートの合図とともに火番の私が窯の横に積んである杉葉を一気に燃やします。
炒り

一遍に杉葉を焚口に入れると、パチパチと大きな音を立てて茶葉が化学反応を起こす。
最初のこの作業がポイントで、時間も2分〜30秒ぐらいがベストです。
炒り担当が燃やすのはいいよと合図までひたすら杉葉を焚べます。
その後はザルを釜の縁に構え作業終了を待ちます。
写真は3回目の炒りで、火は弱い火で炒っているところです。
揉み

煮えたぎる茶葉を揉む作業に入るが、昨年まではなるべく熱いうちに火傷するぐらいの時に揉みはじまた。
今年から連れの助言で、冷やしてから揉んで構わないということで冷ましてから揉み始めます。
揉む目的は水分を出すこと、茶葉を柔らかにすることだが、どうしても力が入ってしまうので、手首を使わず、肩甲骨で気で揉む気持ちです。
全体で3回揉むが、化学反応がスムーズにいっている茶葉は手に吸い付くようで、赤ちゃんの肌に触れているように柔らかく、甘い薫りがします。
揉む時間は手の感触だけで、そば打ちの感覚で押さえながら転がし引き、柔らかく揉んでいます。
火番、揉み方を18回すると、3時間ぐらいかかります。
揉みの後は、炒りの仕事になり、弱火で何回も何回も丁寧に乾燥させます。
青々していた茶葉が白い粉をふいた深みのある濃い茶色になっていくきます。