今日は木城西野塾の稽古日です。
先週は危機一髪の日だったが、今週は平穏な日です。
鹿屋市から通っている塾生も参加し和気藹々の稽古になりました。
新人が参加すると道場の雰囲気がまろやかになります。
基本の「呼吸法」は、稽古をすればするほど、
内容の豊富さ、その繋がりの見事さ、一つひとつの奥の深さを感じます。
道場の稽古は、指導者がどのように全体を調和させるかです。
塾生は自分のことばかり考えて稽古しているが、
指導者の指揮(気)によって個々がまとまり、個性のあるハーモニーが奏でられるようにしなければならない。
西野先生は当初自ら指導されていたが、
その経験がないので肌で感じることができなかったが、
対気をみていると呼吸法のときも見当がつくし、
東京、大阪の指導員のやり方を見ているとよくわかる。
木城西野塾も紆余屈折しながら指導員のレベルになったと自負しているが、
塾長の西野流に対する真摯な態度が全てを決すると思っている。
西野流呼吸法は「呼吸法」と「対気」の両輪がもろ刃の剣となっており、
いかに「呼吸法」が「対気」と核融合しているか問われている。
いつもそんなことを考えながら
「呼吸法」を丁寧に、アグレシッブに実践し、ゆるめています。
そうすると「対気」は自由自在な稽古になり、
手の甲を付けないほうが反応が激しくなりゆるんでいきます。
ただ新人が入ると気の調和が控えめになりがちで、
新人との対気は若干しっくりこないところがあるが、
その分を補完するように塾生たちは一段と激しく反応し、賑やかな稽古になりました。