25連勝中の藤井四段の人気が異常である。
追っ掛けとしては、これほど楽しく心騒ぐことはない。
午前10時から午後11時までAamebaTVに釘付けです。
42手目の4四角に76分の大長考で、藤井四段の雄大さを見て、今日の勝利を確信した。
途中2時30分〜5時まで所用で中座したが、
帰って場面を見ると、勝勢が続いていた。
ほとんど終わりかなというときに異変が起きた。
4六桂を見落としていたようだ。
解説の藤井猛九段が勝ち将棋を勝ち切る難しさを力説し、自分であればこの失敗で気持ちが萎えてしまう。いくら強い藤井四段でも今日は負けだと嬉しそうに解説していた。
最後に藤井四段が勝った印象を述べたが、勝勢のまま勝っていたら強いというだけだったが、敗勢に回ってから勝った藤井四段を真から強いと感じたとしみじみ語っていた。
8対2の勝勢将棋が5対5になったとき人は負けたと思い、
モチベーションを維持できないことを赤裸々に藤井猛九段は語った。
まさにコンピュータと人が違うとことだ。
藤井四段は常に冷静に局面を判断し、最善の手を求めていることがわかった。
そのことは言うは易く行うは難しで、藤井四段はコンピュータの領域に達している。