病闘まんだら

 母温子は7月上旬草むしり中に蜂に刺され、慌てて救急病院で手当てをしてもらい、軽い熱中症にかかったりで体調がすぐれなかった。

 

 それでも木城西野塾で稽古をしていたので9月涼しくなったら元気になるだろうと気楽に構えていた。

 

 ところが8月下旬食べにくくなり近くの病院で診てもらったら喉にオデキあり、

 県立宮崎病院で精密検査をしたら中咽頭癌が見つかった。

 

 10年前に宮崎大学付属病院で上咽頭がんの放射線、抗がん治療をうけ、奇跡的にガンが消え、治療の後遺症がありながら元気に過ごしていただけに本人も家族もショックは大きかった。

 

 本人が一番辛く先が見えないなか、担当医から癌が進行し激痛を緩和するために放射線治療をすることになった。

 

 この世は縁で繋がっているが、10年前に放射線治療をしてもらった先生が奇しくも治療をすることになり、10年前のことを昨日のように話され、今回の治療の内容も詳しく具体的に説明された。

 

 22日入院し環境にうまく適応できるか心配だったが、3日目(24日)にトイレが間に合わず粗相をし、

 その夜半に意識がないまま便をし個室に移されたが、本人は一人では寂しいと嫌がり、なんとか大部屋に返してもたった。

 

 これは入院に伴う一時的せん妄の一種で惚けたのでないが、

 大事をとり25日の晩は妻が付き添った。

 

 無事に朝を迎え、妻が帰り支度をしていた矢先、急に胸の痛みだし、体の震えが止まらず、救急措置をし、様子を見て血圧、心電図に異常はなく、点滴で落ちついてきた。

 

 せん妄が一時的に出たが予定どうり26日から放射線治療がはじまった。

 27日、28日と治療をしたが喉の痛みもなく、食欲も徐々に回復し、29まで4日間の治療が無事終わった。

 

 高速道路のおかげで自宅から病院まで30分で通うことができ、顔をのぞき話を聞きながら寂しさを紛らしています。

 

 毎日病院に通い、西野流稽古や西野流足芯道指圧はできないが、

 足芯と両手に対気をしています。

 

 癌を患った人に対気をしたところでいかほどの効果があるわけはないが、

 体は不思議な補完作業をしていることを西野流呼吸法をしてわかっているので

 健常者の気と一体となることで免疫機能がアップすることを期待しています。